悪質商法・各種詐欺・カルト等への警告
悪質商法にご用心
本学では消費者教育の一環として、鳥取県消費生活センターとの連携講座「くらしの経済・法律講座」を毎年前期に開講しています。
主題科目として履修することも可能ですが、興味のある回だけ聴講することも可能ですので、シラバスで内容を確認の上、参加してください。
消費者被害を防ぐポイント
調べる
契約(口約束で成立するので注意)する前によく調べ、家族等相談できる人に意見を聞くことが大切です。 消費生活センターの情報やインターネットで得られる情報などを活用して、業者に関すること、商品・サービスの品質、種類、価格等の比較検討。
考える
本当に必要かどうか自分のライフスタイルを踏まえて検討する。
必要な商品・サービス、予算は合理的であるかをチェック。
よく読む
契約する前に、資料類・契約書類をよく読み理解する。
業者の説明をうのみにしないで、自分で納得してから契約を行う。
毅然とした態度
はっきりと断る。
いらない時は、はっきりと「いらない」と断る。あいまいな態度はトラブルの原因となる。
だまされたと気づいたとき、トラブルに巻き込まれたときは下記に至急相談してください。
鳥取県消費生活センター
東部相談室
- 0857-26-7605(鳥取県庁内)
- 0857-26-7604
中部相談室
- 0858-22-3000(倉吉未来中心)
西部相談室
- 0859-34-2648(米子コンベンションセンター)
鳥取大学
学生支援センターなんでも相談
- 0857-31-5794(共通教育棟A棟2階)
医学部学務課
- 0859-38-7094(米子キャンパス)
カルト系集団に注意
大学や地域のサークル活動に見せかけて、カルト系集団が勧誘活動を行っています。
ボランティア活動やスポーツなどを一緒に行ったり、楽しく食事をしたりして親しい関係を築いていく中で、マインドコントロールされ、気づいたら団体の活動に強制参加させられたり、ほぼ全ての時間を活動に費やされていたりといった怖い例が多くあります。
勧誘の手口
勧誘は、学内・学外を問わず、あらゆるところで行われます。自宅アパートにも来ます。勧誘のタイミングは、一人で所在なさそうに座っていたり、歩いている時です。大学のサークルに見せかけて、「こんにちは〜、〇〇を一緒にやってみませんか、人生の目的を一緒に考えてみませんか、皆で楽しく食事しましょう。」とにこやかに声をかけてきます。
そして、必ず別の場所に連れていこうとします。最初は宗教のことには一切触れず、スポーツをしたり、ビデオを見たり、一緒に食事をして親しい関係を作り、断りにくい状況になってから宗教に関連する話をしてきます。
カルトは決して自らをカルトとは言いません。勧誘する人は、自身がカルトに入信しているとは全く思っていないため、本当に真面目で、非常に真剣にかつ親切に訴えかけてきます。まじめな人ほど共感しやすい話で近付いてきます。
しつこい勧誘等に対処する方法は?
怪しいと思ったら、まずは、きっぱりと断ることです。
活動内容に興味があっても、サークル名(大学の公認サークルかどうか)、目的、活動に係る費用、相手の氏名、学年、学部、学科、連絡先を聞き、「考えさせてください」と言って、絶対に誘いに乗らないことです。「この場で決めないと次はないよ」などと言われても無視しましょう。
万が一、誘いに応じてしまった場合も、気づいた時点できっぱりと断りましょう。
アンケートなどで個人情報を教えてしまった場合には、着信拒否やメールアドレスを変更するなど、連絡方法を絶ちましょう。
しつこい勧誘が続くようなら、110番通報して警察を呼びましょう。
断り方の参考動画
待伏ノ術編(動画ファイル・外部リンク)
追付ノ術編(動画ファイル・外部リンク)
集団包囲ノ術編(動画ファイル・外部リンク)
サークル偽装ノ術編(動画ファイル・外部リンク)
大阪大学クリエイティブユニット 教育・学生支援部学生・キャリア支援課作成
教えて!Qボー【カルト:SNS編】
学生のリスクマネジメント啓発動画 九州大学制作
おかしいな?と思ったら
入会してしまっても断る勇気を! 脱会の話をするために一人で集会場所に行ってはいけません。
1人で悩まず、以下の連絡先に相談してみましょう。
- なんでも相談(学生支援センター)
- 0857-31-5794
- 医学部学務課(米子キャンパス)
- 0859-38-7094
- 保健管理センター
- 0857-31-5065
大麻等の薬物乱用に関する注意
社会のルールから外れた方法や目的で薬物を使うこと、また覚せい剤や大麻など法律で禁止されている薬物を1回でも使用した場合は薬物乱用となり犯罪です。
一時的な好奇心のために一生を台無しにする可能性があります。「1度くらいなら大丈夫」、「やせるよ」や「集中力があがる」などという話に乗らない強い意志と、断る勇気を持ちましょう。
その他にも、幻覚作用を引き起こすLSDやマジックマッシュルーム、興奮作用を引き起こすコカイン、抑制作用を引き起こすヘロイン、向精神薬があります。また、 最近では脱法ハーブ(大麻や覚醒剤などの違法薬物と類似した成分を吹き付けた香草)と呼ばれるものが、 お香、 アロマと称して販売されそれを吸引した者が、 事件・事故を起こし問題となっています。