視覚障がいは、視力や視野に困難を抱えています。眼鏡をつけても一定以上の視力が出なかったり、視野が狭くなり人や物にぶつかることもあります。視覚障がい学生にとって、教科書、プリントなどの文字で書かれた物をそのままの状態で読む事はできません。

出席確認

出席確認の方法について配慮をお願いいたします。音声による出席管理の場合には、大きくはっきりとした口調で呼名してください。学生証による出席管理をおこなう場合には、毎回同じ場所にチェッカーを設定するようご配慮ください。

授業前

弱視学生には、拡大したレジュメ等の講義資料をご準備ください。

資料をデータの形で学生支援センターに渡していただければ、PDF等にして、タブレット端末に保存して、障がい学生に渡します。そのことで障がい学生が自分で適切な大きさに拡大することができ、授業参加が容易になります。

授業中

弱視学生には黒板が見やすい座席を確保し、固定してください。

弱視学生は補助具を使って黒板を見るため、大きめの字で板書をする等ご配慮ください。

授業で拡大鏡が必要な場合には事前に学生支援センターまでご連絡ください。

「ここ」「そこ」等の指示代名詞を避け、具体的に何を指しているかが理解できるようにお伝えください。

視覚障がい学生は音声からの情報を主としていますので、板書の時は、声に出し ながら書いていただくか、読み上げをお願いします。また図表等もできるだけ詳細にご説明ください。

映像教材をご使用になる時の配慮については、本人が内容を把握できるように、横で詳細な説明をおこなう等の配慮をお願いいたします。

教職員のためのガイド